矢野雅幸ブログ

ヒコー少年回想録4

投稿日時:2016/05/19(木) 16:11

ヨーロッパに行った時は必ずロンドンに寄っていましたが、何時もピカデリー・サーカスのシスル・ピカデリー・ホテルに泊まっていました。

ホテルの周りはお土産物屋とチャイナ・タウンと映画館と小公園などがあり、昼間から大道芸人や観光客で夜中まで騒がしく、まるで新宿のようでした。歩いて昔の野菜市場跡のコベント・ガーデンに行く途中に、モーター・ブックス(飛行機・船・車・機関車の専門店)やミニ・カーの店とシガレット・カードの店があり、何時も寄っていました。

ホテルの直ぐ近くにノーザン・ラインのピカデリー駅があり、毎回コリン・デールにあるロイヤル・エア・フォース・ミュージアム・ヘンドンに、昔の大戦機を見に行ってました。このミュージアムには1985年以来何回訪れたか分からない位来ていますが、何時も感心するのは展示の機体が徐々に綺麗になっているか1985年に観た当時のままを維持しているのは流石イギリスだと思いました。

バトル・オブ・ブリテンの建物に置いてある、大型飛行艇ショート・サンダーランドは90年代までは機体内部に入れませんでしたが、2001年に訪れた時は、機首のドアより入って機体内部を見れるようになっていました。日本のミュージアムではこんな事は無く展示機は傷むままに展示しているのが普通です。(メンテンスはしているのかな?)

電車に乗って1時間ほどでケンブリッジの近くにあるダックス・フォードに何度か行きましたが、ここのミュージアムと飛行場はエア・ショーの時に訪れました。ハンガー内では大戦中の英軍機や米軍機がフル・レストアされていて、それらを見学出来ますし、側にいるレストアラーに質問をする事も出来ます。

外では引っ切り無しに第二次大戦機の英軍機と米軍機が飛行するのですが、テントを張った色々なお店があるので、そこで飛行機関係のグッズを買うのを楽しみにしていました。エア・ショーに3回目に訪れた時に、その日のメインのシー・ビクセン(50年代艦上ジェット戦闘機)が飛行しているのは流石イギリスでした。会場に貼られていたシー・ビクセンがレイアウトされた特大サイズのポスターを如何しても欲しくなり係員に聞きましたが、このポスターは売り物では無いので譲れないと言われました。そこで、奥の手を出して名刺を渡して、日本で航空機模型のお店を開いてると言ったら、簡単にポスターを譲ってくれました。(このポスターは今でも所有しています)

他の国も同じですが、航空機模型関係のお店を開いてると言って名刺とカタログを渡すと急に親切になるのが常でした。それでアメリカではダゴ・レッドのカウリングをリノ・エアレースの優勝パイロットのブルース・ロックウッド氏から買う事が出来ましたし、何度か良い思いをしました。

ダックス・フォードのミュージアムには写真でしか見た事が無かった、ウエストランド・ライサンダー(第2次大戦中の高翼機)も展示しているのです。この機体は高校生の時に片道約55Kmを自転車でエァフィックス(イギリス製)見たさに、高松まで行ってウエストランド・ライサンダー(1/72)のプラモデルを¥200で買った事がありました。

ダックス・フォードには、その他にも戦車とアメリカ機のミュージアムがあり、アメリカ館には第2次大戦機から大型爆撃機のB-52まで展示していて、建物内に一部の機体が立体的に展示されていて、僕の好きなミュージアムのひとつです。